ニュース:ルノーも「ゴーン解任」
JD神谷です☆
自動車が業界が盛り上がっていますね。
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3社連合の関係改善につながるか…ルノー、ゴーン会長解任へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00000102-mai-bus_all
概要:
・CEOのカルロスゴーンが金融商品取引法違反で逮捕
・三菱自自動車、日産自動車に続き、ルノーもカルロスゴーン氏を解任
・ルノー側が他2社と関係悪化を見越しての判断
カルロス・ゴーンさんの容疑が、金融商品取引法違反のみというのは妙な感じです。
税金を抑えるために報酬を少なくすることは、よくある話です。
例えば、会社員だって、保険や住宅ローン、寄付等で経費とし、収入を少なく見せることはあります。
経費と認められない場合、
税務署から問い合わせがきて、経費に妥当性がない場合は、追徴課税といって、納税を求められます。
ゴーンさんの場合は、50億円の申告漏れなので、約10億円の追徴課税ということになります。
この程度のことでは、逮捕とまではいかないはずです。
申告漏れというだけでは、書類の間違いや勘違いで、再申告をすれば問題ないです。(追徴課税はあったとしても)
逮捕するには、「意図して納税を少なくした」、「悪質な手法である」と証明でき、容疑が十分に固まっていることが必要です。
仮に
逮捕までして、ゴーンさんが会長職を失い、事実無根だったとしたら、起訴した側が代償を払うことになります。
ちなみに、
「ゴーンさんが日産のお金を私的に使った」と記事になっていましたが、
これは日産が経費として承認のハンコを押していれば、ゴーンさんは問題なしです。
承認した会社側にも問題はないです。消費者の心象は悪いかもしれないですが、法的な問題と心象は別問題です。
今後の動向に要注目です。
JD神谷